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ついで買いと限界費用逓減の心理

投稿日:2015-10-31 更新日:

今日、ちょっと用事があって、仕事の合間に外出した。
といっても、郵便局まで切手を買いに行っただけで、徒歩で往復10分程度の外出だ。

しかし、不思議なことに、用事がこれ1つだともったいないという心理が働いて、あやうくコンビニでコーヒーか何か買ってしまいそうになってしまった。

自分は、よくそういうついで買いをしてしまう。
ふと考えてみたところ、これは効率を求める心理によるのではないかと思い至った。

外出という固定費+用事という変動費

出かけるというのは結構なコストだ。
今回はちょっとした買い物だったが、それでもけっこう面倒なものではある。
場合によっては、着替えるところから始めて、靴を履いて建物を出て、歩いて、乗り物に乗ったりする必要さえあるのだ。
だから、このコストを回収したい、という心理が働いても不思議ではない。

1回の外出で1つの用事では、効率が悪すぎる。
そこで、特に用事がなくても、用事を無理矢理作ることで、1外出あたりの効率を上げる(=1用事あたりのコストを下げる)のだ。

1回の外出は固定費に似ている。
そして、用事は変動費に似ている。
いったん外出してしまえば、その道中での用事を済ませるためのコストは、その用事のためだけのコストで済むのだ。
経済学的には、単用事あたりの費用が逓減する、という言い方ができるのかもしれない。

効率を求めてお買い物

外出という大きなコスト(固定費)をかけたのであれば、できる限り有効に活用したい。
用事(変動費)が増えれば増えるほど、固定費が分散され、1用事あたりのコストが下がるからだ。

確かに、1回の外出で1つの用事だけを済ませて帰るのは、もったいない気がする。
外出したついでに、1つでもほかの用事があれば、何となく

「まあいっか」
とか
「外出した甲斐があったもんだ」

という気持ちになるものだ。

コンビニはそのあたりの心理にうまく取り入っているのだと言えよう。

だが、その1回の外出で見たら効率がよくても、トータルコストを見落としている可能性がある。
今行かなくていい場所に行くわけだから、効率はよくなっても外出自体の時間が長くなる。
また、金額面でも、しっかり検討せずに買うなら高くなりがちだろう。
せいぜいスーパーなどに寄って、安ければ買う、といった買い物の仕方にすべきだ。

もちろん、本当に必要なこと、以前からやろうと思っていたけど急いでいなかったことなど、ついでに済ませるべき用事があれば進んで済ませてしまうべきだ。
むしろ、そういう用事のために2回外出することを避けることを考えなければならない。

まとめ

人の心理とは大変おもしろいもので、基本的には部分最適になるようにできているようだ。
ついで買いは楽しいものだが、時間や金銭のことを考えると、外出したら用事を済ませてさっさと帰るようにしたいものだ。

以上!

-Life

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