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MVNO(格安SIM)まとめ

投稿日:2015-09-25 更新日:

For English speakers, I wrote an English version as well.

2015年5月にMVNOのSIMカードを導入して、4ヶ月が経過した。
周りの人の反響が大きいので、MVNO(一般に格安SIMカードと呼ばれる)についてまとめる。

MVNOは、多くの人にお勧めできると思うので、この記事を参考として一人でも多くの人がMVNOに乗り換えてくれると嬉しい。
また、自分が使っているIIJmioのレビューはこちらの記事に書いたので、合わせてどうぞ。

MVNO(格安SIM)とは?

MVNOはMobile Virtual Network Operatorの略だ。
一方、 docomo、au、SoftbankといったメジャーキャリアはMNO(Mobile Netowrk Operator)に該当する。

MVNOはMNOとは異なり、自身で回線を持たない。
代わりに、これらMVOから回線を借り受けて、又貸しのような形で消費者に提供する。
ただしすべてを借りているわけではなく、借り受けた回線と販売する回線の間に機器を設置している。

MVNOのメリットとデメリット

MVNOのメリットとデメリットをまとめた。
会社によってサービス内容が異なるため、全体的な傾向である。

メリット

価格が安い

MVNOは一般に価格が安い。

自分がIIJmioを導入したときの試算では、auのまま機種変更するよりも、2年間で10万円以上安くなった。
3大キャリアの料金は高いと感じている方は、是非検討することをお勧めしたい。

シンプル

料金体系がシンプルだ。

最初にかかるのは、端末代金と初期費用だ。
月額料金も、データ通信量により数種類ある程度。

3大キャリアのように、複雑な料金体系で結局高く付いてしまう、といったことは起きない。

契約期限がない

いわゆる2年縛りがない。
ほしい端末が発売されたら、好きなタイミングで機種変更できる。

デメリット

速度が遅い

自分たちで回線を持っているMNOに比べて、相対的に速度が遅くなる。
実際の速度は帯域とユーザー数によって決まる。

MVNOが普及してユーザー数が増えると速度は落ちる。
だが、ユーザー数が増えればベンダーもインフラに投資できるので、帯域が太くなり速度が回復する。

今までのところ、当初のMVNOユーザーが不満に思う程度に速度が落ちているようだ。
だが、ベンダーも積極的に投資を進めており、状況は常に変化している。

サポートが弱い

店舗が存在しないため、店頭でのサポートを受けることができない。
申し込みや変更もWebサイトが中心となるため、プランや契約の内容をきちんと把握しておく必要がある。

とは言え、プランはシンプルなものが多いので、理解するのは簡単なはずだ。
個人的には、むしろMNOの複雑な料金体系をやめてサポートコストを下げれば料金も下げられるのに、と思う。

キャリアメールが使えない。(docomo.ne.jpやezweb.ne.jpなど)

MVNOはキャリアメールを提供しておらず、使えない。
docomoからdocomo系MVNOに移行しても、キャリアメールは使えなくなる。

未だにキャリアメールしか使っていない人も少なくないが、これを機会にキャリアメールと縁を切ることを検討しよう。

おサイフケータイが使えない。(おサイフケータイ機能つきSIMフリー端末がない)

これはMVNOというよりSIMフリー端末のデメリットだが、おサイフケータイがついた端末が販売されていない。
おサイフケータイは日本独自のサービスであり、日本メーカーSIMフリー端末がほとんど販売されていないため、このような状況になっている。

クレジットカードが必要

月額料金の支払いにクレジットカードが必要となる。
もしかしたら、引落等が可能なベンダーもあるかもしれないが、以外と見落としがちなのでデメリットとして記載した。

MVNOの導入方法

端末を購入する

端末は、家電量販店などで購入する。AmazonやベンダーのWebサイトでも販売している。
iPhoneがほしい場合は、Apple Storeで購入できる。(家電量販店でも販売している)

購入する端末は以下のどちらかだ。

  • SIMフリー端末
  • キャリア端末(MVNOの種類に合わせる。IIJmioはdocomo系なのでdocomoの端末が必要。)

キャリア端末を使う場合、おサイフケータイがついていれば、理屈上は使うことができるはずだ。(実際に使っていないので断言できない)

ちなみに自分は、2015年5月に発売されたASUSのZenfone2 4GB/32GBモデルを使っている。
そろそろレビューを書きたいと思っているが、なかなか時間が取れない…。

SIMカードを購入する

SIMカードも、家電量販店やAmazonで購入する。
3000円ぐらいで購入でき、MVNOとの通信契約の初期費用を含んでいる。

SIMカードには3種類のサイズがあるので、間違えないように気をつけること。
最新モデルだからといって一番小さいnanoSIMカードとは限らない。

MVNOベンダーに申し込む

購入したSIMカードに、申し込み方法が説明されているはずだ。
IIJmioでは、Webサイトにアクセスして、氏名やクレジットカード番号を入力した。

端末でAPNを設定する

最後に、購入した端末でAPN(Access Point Name)を設定する必要がある。
端末によっては最初から一覧が用意してあり、選ぶだけでいい場合もある。

これもMVNOからの説明にあるはずなので、それに従えばよい。

これで、あなたの端末はMVNOで使えるようになるはずだ!

MVNOベンダーの選び方

MVNOベンダーの数はとても多く、迷われる方もいらっしゃるかもしれない。
実際の通信速度を計測してくれているブログなども存在するが、上述の通り、速度はインフラ投資によって回復する。

したがって、基本的には「どこでもいい」というのが自分の意見だ。
今日ベストの選択をしても、状況はめまぐるしく変わり続けているので、明日もベストとは限らないからだ。

自宅の光回線との組み合わせで安くなるなら、それでもいいと思う。(BiglobeやNiftyなど)

もしどこでもいいと思うのであれば、早い段階からMVNOに力を入れており、今もしっかりサービスを提供・改善していく姿勢が強いIIJmioをお勧めする。(レビュー記事はこちら

まとめ

MVNOは何となく分かりづらく、ハードルが高い状況になっている。
しかし、ちょっと時間を掛けて調べればたくさんのメリットを享受できる。

この記事が、誰かのMVNOを使うきっかけになれば幸いだ。

ちなみにIIJmioを申し込む方は、このリンクから申し込んでいただければお互いに紹介特典がつくので、ぜひお願いいたします。

以上!

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