Square Beat Engine

Blog for variety of things…

Life

成長は右肩上がりじゃない。

投稿日:2015-07-30 更新日:

成長は右肩上がりではない。

何か技術を身につけるために努力したことのある人は、きっと経験したことがあると思う。
成長した、と実感した瞬間が訪れるのもつかの間、翌日には後退したと感じる。
そうしたことがよく起きる。

自分の場合は、楽器をやっていたときにはよく感じたものだ。
最近では、英語(特にスピーキングとリスニング)でよく感じる。

その原因として、

  1. 人間は調子にバラツキがある
  2. 技術水準が上がっている
  3. レベルが上がると視野が広がる

といったことが考えられる。

調子のバラツキ

調子のバラツキは、バイオリズムなどとも呼ばれる。(そういえば、昔バイオリズムって言葉が流行った気がする)

これは、実際に昨日より今日の方が技術レベルが低いことを意味する。
ただ、練習により実力自体は向上しているので、技術レベルの平均自体は向上しているはずだ。

昨日よりも調子が悪いからといって悲観する必要はなく、もう少し長期的に考えるのが大切だ。

なお、バラツキを考慮すると、本番に調子のいい日を持ってくるための工夫も必要となる。

技術水準の上昇

自分の技術水準が上昇すると、今まで難しいと思っていたことが普通にできるようになる。
普通にできるようになったことができたところで、成長したと感じるわけがない。

ちょうどその境目あたりの技術に関しては、1週間前に「成長した!」と感じたことが、今日は「できていて当たり前」レベルに相対的に下落することがある。
その場合は、自分自身のレベルが下落したように感じるが、実際の技術レベルに変化はない。
感じ方が変わっただけだ。

このパターンは、どちらかといえば「できる/できない」と分かりやすく判断できる技術ではなく、程度問題の技術で発生しやすい。
たとえば、ドラムだったら粒の揃い具合とかが該当するし、英語だったら発音や文章の組み立てスピードが該当する。

視野の広がり

できることが増えれば、まだできないことに目が行くものだ。
技術が上がれば、知らないこと・学ぶべきことがたくさんあることが分かってくる。

下手だったときにはすごいと思わなくても、自分のレベルが上がるに連れ、他人のすごさが分かってくるものだ。
個人的には、野球をやる前はプロ野球選手のファインプレーを見ても「おー、捕ったわー」ぐらいの反応だったのが、野球を経験してからは「あれ捕れるの!?すごすぎ!」に変わった。

成長するほど自分のレベルの低さを感じてしまうものだが、それは成長しているから。
むしろ喜ぶべきことだ。

まとめ

成長が感じられないと、モチベーションを保つのがなかなか難しい。

でも、練習を続けていけば必ず技術は向上する。
その際に、上記のようなことが原因で、成長は右肩上がりではなく、アップダウンを繰り返すものだと心得ていれば、日々の調子に一喜一憂しなくて済む。

3歩進んで2歩下がる、そのぐらいの心づもりがちょうどいい。

以上!

-Life

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

感情表現度

感情を表に出さないというのは、正負の両方を表現しないと言うこと。 自分は、普段は負の感情(イライラ)を表に出さないように努力しているのだが、つられて正の感情も表現されなくなっているのではないか、とふと …

ダメ上司についての考察2 – ダメ上司の存在理由

前回の記事が思いの外長くなってしまったので、今回はその続き。 本稿では、クラッシャー上司・ウェットブランケット(上司)をまとめてダメ上司と呼ぶ。 「クラッシャー」+「上司」という言葉の違和感 クラッシ …

変化できる人間は少ないのかもしれない

世の中は常に変化しているが、人間は変化を受け入れられない動物だ。 いつの時代も、うまく変化して時代に適応した人間や組織が生き残る。 だから、自分は変化に対応できる人間になりたいと常々思っている。 そし …

志はなぜ大切なのか

最近、「志(こころざし)」という言葉を聞く機会がほとんどない。 これは大変に嘆かわしいことだ。 ビジネスの場では、ビジョンや目標という単語によく出会う。 これらは、自分視点で語られることが多く、志とい …

キーワード「勇気」

勇気づけ、英語ではencourage。 この言葉が好きだ。 多くの人は、何をすべきか分かっているはずなんだ。 でも、それを正しくやり遂げる勇気がない。 正しいことを主張するのは、ときに反感を買う。 エ …