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志はなぜ大切なのか

投稿日:2015-02-02 更新日:

最近、「志(こころざし)」という言葉を聞く機会がほとんどない。
これは大変に嘆かわしいことだ。

ビジネスの場では、ビジョンや目標という単語によく出会う。
これらは、自分視点で語られることが多く、志という単語の持つ謙虚さは含意しない。
言葉のとらえ方は人それぞれなので、もしかしたら自分の解釈が少数派なのかもしれないけれど。

前提:議論では目的にいかに合致しているかが重要

日本人は議論が下手だと言われるが、おそらく日本人に限らず、議論が下手な人が多いのだと思う。
人間が集まる以上、議論中といえども気を遣ったり、雑談したり、いろいろあるとは思うが、基本的には「目的に沿った、最も有効な手段は何か?」というのが議論の趣旨になるはずだ。
複数の手段があり、意見が衝突したときは、決裁者ないし多数の賛同を得るために、その手段を支示する資料(裏付けるとなる数字、過去の経験、論理的思考など)を提示し、どちらの手段がより目的に適っているかを判断するのだ。

志=生きる目的

志とは、個人にとっての生きる目的だと言える。
だから志がないと、目的に沿って何をすべきかを議論することができず、「まあ、生き方なんて人それぞれだからね」などという愚にも付かない会話を繰り広げざるを得ない。

志があれば、それに少しでも近づくために今何をすべきかを議論できるし、取るべき行動を取っていないことを指摘してもらえるし、また他人に指摘することもできる。
志がないに人間には、何を指摘しても響かない。判断基準がない状態で議論しても無意味だし、個人の行動に関する議論であればなおさら感情的になる可能性も高い。そして、志を持たないような人間の多くは、感情的にしか行動できない人々なのだ。

目的をともにする人

目的があらかじめ示されていれば、それに適う手段についてのみ議論すれば良い。
だが、そもそも目的自体を定義すべき場合には、非常に困難な議論となる。

「われわれの音楽活動において、お客さんに500人来てもらうためにはどうすればいいか?」
という議論なら、目的に適う手段の議論なので、収束させることは比較的容易だ。

だが、
「われわれは何のために音楽活動をするのか?」
という問いは、目的に関する議論であり、それぞれの価値観をすり合わせる必要がある。

志が個人の目的である以上、志を異にする人とは目的を異にすることであり、その人とともに志を磨くのは困難である。
志が低い人は、社会貢献にも自分の成長にも興味がないので、そのような人にそれらを促したところで響かない。
社会通念として何がなされるべきか(社会貢献はなされるべきだし、個人は成長するべきだ)という共通認識はあるにせよ、最終的には個人の判断にゆだねられる。
そこで、社会通念に従う社会性も、社会貢献も、努力も何にも興味がない人は、志が低いと言わざるを得ず、そんな人といくら何をすべきか議論を交わしたところで、そもそも目的が違うのだから手段を結論できるわけがないのだ。

逆に、いろいろな手段について議論しても判断が下せない場合、そもそも目的が共有できていない可能性がある。
その場合は、それを示すリーダーがいればあらためて示す必要があるし、個人同士の活動であれば、きちんと話してすり合わせるか別れるかどちらかになるだろう。

あとがき

今回は、思いついたことをつらつらと書いてみた。
このブログは、まずは投稿することを目的としており、あまり推敲していないので読みにくいと思うが、とりあえずこの状態で公開してしまおうと思う。
また思いついたことを、そのとき使える時間の範囲内で投稿していくので、ある程度溜まったら何らかの形で整理したいと思う。

以上!

-Life

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