道を歩いていて、正面から来た人とすれ違う際、左右のどちらに動けばいいか迷ってしまって、お互いに立ち止まってしまった経験は誰にでもあると思う。
自分はこれが極端に多く、駅構内で毎日1回ぐらいの頻度で発生していたのだが、回避方法を発見した。
なお、この記事では、以降このお互い立ち止まってしまうことを「正面衝突」と呼ぶ。
回避方法
相手を見ないこと!これに尽きる。
相手を見ずに、自分の進む方向を見る。そうすると、お互いに自然に自分の進みたい方向に進む。
この方法を人からきいて実践してみたところ、この3日間絶大な効果を上げている。
正面から来る相手を見てしまう、という習慣について
振り返ってよく思い出してみると、正面衝突するときには、相手もこちらのことを見ていることが多かった気がする。
確かに、相手が自分ではないどこかを見ていたら、それとは逆の方向に身体をずらすはずだ。
そう考えると、こちらがどう動けばいいか迷ってしまうときは、たいてい相手がこちらを見ているか、きょろきょろしていて進行方向が推測できない場合が多いことに合点がいく。
正面から来る相手を見てしまう理由については、以下のようなものが考えられる。
人間観察をしたい
人を見るのが好きな人は、少なからずいるだろう。
「あの人の歩き方、特徴的だな」とか、「あの服すてき!」とか。
人間観察が趣味、という人がいるぐらいなので、普段からの習慣になってしまっているものと思う。
歩くときの人間観察はほどほどにして、一瞬観察したら目を離すぐらいにとどめておけばよさそうだ。
相手のルックスがよい
これは男女問わずにありそう。
ルックスがいい人にはつい目を惹かれてしまうが、これもほどほどにしたい。
動くものを目で追ってしまう
ぼーっとしているときは、何も考えずに動くものを目で追ってしまうこともある。
人間は動くものを注視する傾向がある。
もちろん、動くものは脅威となり得るからだと思うし、それは正しい。
だが正面衝突を避けるためには、自分の進むべき方向に目を向けつつ、周囲を観察する視野の広さが必要なのだ。
相手の進む方向を推察したい
相手がどちらに進みたがっているかは、相手の目の方向を見る必要がある。
これは、自分が相手を見ないことと矛盾しているが、基本的には自分か相手のどちらかが正面から来る人の進行方向を把握すればいいのだ。
もちろん、相手にばかり任せておけば正面衝突につながる可能性が高まってしまうため、やはり自分の進むべき方向に向けつつ周囲を観察するのがよさそうだ。
まとめ
個人的には、上記の理由すべてが複合的に作用し、無意識に正面の人を見る習慣になっていたのだと思う。
これからは、
- 相手を一瞬観察する
- 進むべき方向を把握する
- 自分の進むべき方向を見る
という形で歩いて行くことにしよう。
以上!